サーティワンアイスクリーム。
世界で約7700店舗、日本でも1400店舗以上。
あの豊富なフレーバー、見ているだけで楽しくなりますよね。

「いつもこれ」が決まらない楽しさ
サーティワンに行くと、
「これにしよう」と即決できる人、意外と少ないのではないでしょうか。
- 種類が多すぎる
- どれも美味しそう
- 組み合わせも考えたい
結果、めちゃくちゃ迷う。
そして、試食して、また迷う。
実は「選ぶ時間」にお金を払っている
極端に言えば、
サーティワンのお客さんは
「選ぶ時間」にお金を払っているとも言えます。
- どれにしようか悩む
- 小さなスプーンで試食する
- 比較して決める
この一連の体験そのものが楽しい。
つまり、
商品だけでなく“選ぶ体験”が価値になっているのです。
なぜ「迷い」がストレスにならないのか?
普通、人は迷うのが嫌いです。
なぜかというと、
失敗したくないからです。
でもサーティワンの場合は違います。
- どれを選んでも大体美味しい
- ハズレのリスクが低い
この構造があるから、
迷いが“ポジティブな体験”に変わるのです。
実はコントロールされている
一見すると、
「無限の選択肢から自由に選んでいる」ように感じますが、
実際には、
- 用意されたフレーバーの中から
- 人気ランキングや期間限定に影響されて
選んでいます。
つまり、
選ばせているようで、ちゃんとコントロールされている。
ここがポイントです。
「自分で選んだ」という感覚に価値がある
人は、
- 選ばされたものより
- 自分で選んだもの
に価値を感じます。
当たり前のようですが、これが非常に重要です。
サーティワンは、
「自分で選んだ」と感じさせる設計がとても上手い。
これこそが、リピートされる理由のひとつです。
ホームページに置き換えるとどうなるか
この考え方は、ホームページでもそのまま使えます。
重要なのは、
「情報を載せること」ではなく
「選択プロセスを設計すること」
です。
例えば、
- 目的別に導線を分ける
- プラン比較を分かりやすく見せる
- 実績や事例で安心材料を用意する
こうすることで、
「どこから見ても迷わず進める構造」ができます。
チラシ・広告でも同じ
チラシや広告も同様です。
まずやるべきは、
「選ばせる軸」を提示すること。
- 価格で選ぶのか
- 効果で選ぶのか
- 限定性で選ぶのか
軸を提示したうえで、
- 選択肢を見せる
- 最後に行動を促す
この流れがあることで、
迷いながらも、ちゃんと決断できる状態を作れます。
名刺・パンフレットでも応用できる
名刺やパンフレットも例外ではありません。
- 何が強みなのか
- どんな人に向いているのか
- 他とどう違うのか
これらを整理することで、
「この人に頼む理由」を自然に選ばせることができます。
まとめ:「選べる構造」を作る
サーティワンは、
- 選択肢を豊富に用意しながら
- 失敗しない安心感を担保し
- 選んでいる感覚を提供している
この設計によって、
「迷うこと」自体を価値に変えています。
そしてこれは、
どんな広告・販促にも応用可能です。
ホームページでも、チラシでも、名刺でも。
大切なのは、
「情報を並べること」ではなく
「選択プロセスを設計すること」
サーティワンのように、
「選べる構造」を作れているかどうか。
ここが、選ばれるかどうかの分かれ道になります。
デザイン系の専門学校卒業後、WEB動画系会社、フリーランスを経て現職へ。株式会社ガイネット取締役。映像制作、SNSプロデュース、グラフィックデザイン、イラストを手掛ける。