HTML/CSS最新トレンドまとめ|これからのWeb制作で押さえるべき新機能と実装アイデア
【2025年版】HTML/CSS最新トレンドまとめ|これからのWeb制作で押さえるべき新機能と実装アイデア
2025年もHTML/CSSは進化を続けています。container queries・subgrid・スクロール連動アニメーション・カスタムプロパティなど、モダンなWeb制作で必須となるトレンドを整理し、実務目線で解説します。
2025年のHTML/CSSトレンドの全体像
2025年時点で、HTML/CSSトレンドの大きな流れは次の通りです。
- レイアウト:フレックス・グリッドに加え、container queries・subgridが実務レベルで普及
- アニメーション:JS依存からCSSのみのアニメーションへシフト
- 設計思想:コンポーネント志向・デザインシステム志向
- アクセシビリティ:セマンティックHTML+ARIAの活用が標準へ
- テーマ管理:CSSカスタムプロパティで「暗い/明るい」テーマ切り替え
JavaScriptフレームワークに注目が集まりがちですが、土台となるHTML/CSSをモダンに保つことが、表示速度・SEO・運用性すべての基盤になります。
CSS Container Queriesの本格普及
従来は「画面幅(viewport)」に応じてレイアウトを変えるのが主流でしたが、2025年はコンポーネントの親要素サイズに応じてデザインを変えるcontainer queriesが実務利用のフェーズに入っています。
● 何が嬉しいのか
- カードやコンポーネント単位でレスポンシブ制御が可能
- ページ配置によってコンポーネントの見せ方を変えやすい
- デザインシステムとの相性が良い
● イメージコード例
@container (min-width: 480px) {
.card {
display: grid;
grid-template-columns: 1fr 2fr;
gap: 1.5rem;
}
}
「ブロック単位のレスポンシブ」が当たり前になることで、デザインの自由度と再利用性が大きく向上します。
CSS Subgridで複雑レイアウトが簡単に
subgridは、親グリッドのトラックを子要素が引き継げる仕組みで、2025年は主要ブラウザでの対応が進み実務でも利用しやすくなりました。
● Subgridが得意な場面
- カード一覧で、タイトル・テキスト・ボタンの位置を行単位で揃えたい
- ブログ一覧で、サムネイルとテキストの縦位置をきれいに揃えたい
これまで「無理やりflex+margin調整」で対応していたレイアウトが、よりシンプルなコードで実装できるようになっています。
スクロール連動アニメーション(Scroll-driven animation)
ヘッダーのフェードイン、セクションのスライドインなど、多くのサイトで見られるスクロール連動アニメーションは、従来JSライブラリ(GSAP / ScrollTrigger 等)に依存していました。
2025年は、CSSだけでスクロールアニメーションを制御するscroll-driven animation仕様が徐々に普及し始めており、軽量でパフォーマンスの高い表現が可能になりつつあります。
まだ完全に標準化されていない部分もありますが、「できるところはCSSで、複雑な部分だけJS」という設計がトレンドになっています。
カスタムプロパティとテーマ切り替え
CSSカスタムプロパティ(変数)は、2025年ではデザインシステムの中核を担う存在になっています。
● よく使われる用途
- ブランドカラー・フォントサイズ・余白の一元管理
- ライト/ダークテーマの切り替え
- コンポーネント単位でのテーマ変更
:root {
--color-bg: #ffffff;
--color-text: #222222;
--space-md: 1.5rem;
}
/* ダークテーマ */
[data-theme="dark"] {
--color-bg: #111111;
--color-text: #f5f5f5;
}
WordPressテーマやデザインシステムでも、CSS変数を軸に設計しておくと、ブランドのアップデート・キャンペーンデザインの変更が非常にスムーズになります。
セマンティックHTMLとアクセシビリティ
HTMLのトレンドとしては、派手な新要素よりも「正しいタグ選択」と「アクセシビリティ」が改めて重要視されています。
● 2025年、特に意識されているポイント
- <header> <main> <nav> <footer> の正しい使い分け
- ボタンとリンクの役割を明確に分ける(<button> / <a>)
- フォーム関連のラベル付け(<label for>)
- スクリーンリーダー用テキスト(sr-only)の活用
これらはSEOにも影響するため、“きれいに見えるだけのHTML”から、“意味が伝わるHTML”へと意識がシフトしています。
ユーティリティクラスとBEM・デザインシステム
CSS設計のトレンドとしては、Tailwind CSSのようなユーティリティクラスと、
BEM(Block / Element / Modifier)的なコンポーネント設計を組み合わせるケースが増えています。
● トレンドのポイント
- プロジェクトごとに「ルール」を決めてスタイルを一元管理
- ページ単位ではなく「コンポーネント単位」で考える
- Figmaなどデザインツールとクラス命名を揃える
これにより、保守性・拡張性の高いCSSが書けるようになり、リニューアル時の負債も減らせます。
2025年の実務に取り入れるポイント
すべての新機能を一気に導入する必要はありませんが、次のポイントから少しずつ取り入れていくと、制作クオリティと運用効率が大きく変わります。
- 新規案件では CSSカスタムプロパティを標準採用する
- コンポーネント化を前提としたHTML構造を組む
- 対応ブラウザを確認しながら container queries / subgrid を試す
- スクロール演出は「軽さ優先」で、可能な限りCSSで行う
- セマンティックHTMLとアクセシビリティチェックを制作フローに組み込む
ガイネットのモダンWeb制作
弊社では、2025年のHTML/CSSトレンドを取り入れた「モダンで軽量なWebサイト制作」を行っています。
- CSSグリッドとflexを組み合わせたレスポンシブ設計
- Core Web Vitalsを意識した軽量コーディング
- カスタムプロパティを用いたテーマ管理
- アニメーションとタイポグラフィを活かしたブランド表現
- WordPress実装まで見据えたHTML/CSS構成
「既存サイトのコードを整理したい」「モダンな実装に切り替えたい」といったご相談も歓迎です。詳しくはお問い合わせください。
まとめ
- 2025年もHTML/CSSは進化を続けている
- container queries・subgridでレイアウトの自由度が向上
- スクロール連動アニメーションはCSS中心にシフト
- カスタムプロパティでデザインシステムを構築しやすくなる
- セマンティックHTMLとアクセシビリティはSEOとも直結
モダンなHTML/CSSの知識を取り入れることで、デザイン表現の幅と運用効率をどちらも高めることができます。

株式会社ガイネット代表取締役 趣味は神社仏閣巡り 初めてホームページを作ったのは20年以上前。そこから2社ほどで修行し33歳でフリーランスに、色々あって今さら法人設立。WEBとデザインの何でも屋であり書家でありYouTuberです。
