
「とにかく安く作れればいい」
ホームページを初めて作るとき、多くの経営者がそう考えます。それは決して間違いではありません。予算は有限ですし、まずは試してみたいという気持ちは自然なことです。
ただ、「安さ」だけを基準に選んだ結果、後から大きなコストと手間がかかってしまった——そんな経営者の話を、私たちはこれまで何度も聞いてきました。
今回は実際にあった事例をもとに、「安いホームページ制作」の落とし穴と、本当にコストパフォーマンスの高い選び方をお伝えします。
Aさんの話:「5万円で作れる」に飛びついた結果
北海道で外壁塗装業を営むAさん(50代)は、知人から「ネットで5万円でホームページが作れるところがある」と聞いて、すぐに申し込みました。
届いたのは、テンプレートに会社名と電話番号を入れただけのサイト。写真は素材サイトのもので、自社の施工実績は一切載っていません。問い合わせフォームはあるものの、スマホで見ると文字が崩れて読めない状態でした。
「まあ、あるだけましか」と思っていたAさん。しかし半年経っても問い合わせはゼロ。修正を依頼しようとしたら「追加料金が必要」と言われ、結局また別の業者に作り直しを依頼することになりました。
最終的にかかった費用:5万円(最初)+修正費用3万円+作り直し費用20万円=合計28万円。
最初から20万円のサイトを作っていれば、時間もお金も節約できたはずでした。
Bさんの話:「月額制」の罠
札幌で整骨院を経営するBさん(40代)は、「初期費用ゼロ・月額1万円でホームページ運営」という広告を見て契約しました。
最初は満足していましたが、2年後に問題が起きました。「もっと自分らしいサイトに変えたい」と思い、別の業者への乗り換えを検討したところ——契約書に小さく書かれていた一文に気づきます。
「サイトのデータはすべて当社の所有物とします。解約時にデータのお渡しはできません。」
2年間かけて積み上げてきた記事も、写真も、すべてが業者のものでした。乗り換えるには、ゼロからまた作り直すしかありません。月額1万円×24ヶ月=24万円を払い続けながら、何も手元に残らなかったのです。
Cさんの話:「知り合いに頼んだら連絡が取れなくなった」
旭川で飲食店を営むCさん(30代)は、知り合いのデザイン系の学生に格安でホームページを作ってもらいました。出来上がったサイトは見た目もよく、最初は満足していました。
しかし、メニューの値段が変わったり、定休日が変わったりするたびに修正を依頼しなければなりません。最初は快く対応してくれた知り合いですが、半年後には返信が遅くなり、1年後にはほぼ連絡が取れない状態に。
パスワードも管理画面へのアクセス方法もわからず、古い情報のまま放置されたサイトだけが残りました。お客様から「ホームページに書いてある定休日と違う」とクレームが入るようになり、慌てて専門業者に依頼することになりました。
「安い」ホームページが結果的に高くつく3つの理由
理由① 作り直しコストが発生する
安価なサイトは品質が低いことが多く、結局作り直しになるケースが少なくありません。最初から適切な費用をかけたほうが、トータルコストは安く済みます。
理由② 機会損失が生まれる
問い合わせが来ないサイトは、その期間ずっと「失われた集客」が積み上がっています。月に1件の問い合わせを逃し続けたら、1年で12件分の機会損失です。
理由③ 修正・更新に別途費用がかかる
安い制作費の裏には、修正のたびに追加費用が発生する仕組みが隠れていることがあります。最初の見積もりだけで判断すると、気づいたときには想定外の出費になっていることも。
「安いホームページ」を選ぶ前に確認すべき5つのこと
| 確認項目 | 確認のポイント |
|---|---|
| ① データの所有権 | 解約後もサイトデータは自分のものになるか |
| ② 修正・更新の費用 | 自分で更新できるか、更新依頼は有料か |
| ③ スマホ対応 | スマートフォンできちんと表示されるか |
| ④ 制作後のサポート | 困ったときに相談できる窓口があるか |
| ⑤ 実績と担当者 | 過去の制作事例と担当者の顔が確認できるか |
本当のコストパフォーマンスとは何か
ホームページの「コストパフォーマンス」は、制作費の安さではなく、「そのサイトが生み出した問い合わせ数と売上」で判断するものです。
20万円のサイトが月に3件の問い合わせを生み出し、そのうち1件が成約して10万円の売上になるなら、2ヶ月で元が取れます。5万円のサイトが1年間問い合わせゼロなら、それは「5万円の損失」ではなく「1年分の機会損失」です。
ホームページは「費用」ではなく「投資」です。その投資が回収できるかどうかを基準に選ぶことが、本当のコストパフォーマンスにつながります。
ガイネットでは、「問い合わせが来るサイト」を作ることを最優先に考えています。制作後も更新・修正のサポートをご提供しており、データはすべてお客様のものです。
「今のサイトで本当に大丈夫か不安」「作り直しを検討している」という方は、まずは現状の無料診断からどうぞ。

株式会社ガイネット代表取締役 趣味は神社仏閣巡り 初めてホームページを作ったのは20年以上前。そこから2社ほどで修行し33歳でフリーランスに、色々あって今さら法人設立。WEBとデザインの何でも屋であり書家でありYouTuberです。