
思いたったらいつだって~♪
ドン・キホーテで~♪待ち合わせ~♪
「ミラクルショッピング」という曲です。
そうです、ドン・キホーテ店内で流れるアレです。
アレのAメロです。
一見すると「売れない店」の条件
ゴチャゴチャしてて、通路が狭くて、
どこに何があるか全然わからなくて、、、。
普通に考えたら、「売れない店」の条件が揃ってます。
でも、35期連続増収増益です。なぜ?
あの陳列は「雑」ではなく「設計」
あの陳列、「雑な」陳列じゃないんです。
あれで「完璧に計算されつくした」陳列なんです。
例えば、新しいスーパーに出向いたとき、
どこになにがあるかわからなくてぐるぐると店内を回りますよね。
そしてついつい要らないものまでカゴに入っている、、、。
これをドンキは計算尽でやっています。
「見つからない」が「発見」を生む
狭い通路で買いたいものがぜんぜん見つからないうちに、
「こんなのあったんだ」という発見を生み出させるんです。
手書きポップという“引っかかり”
そしてドンキと言えばの
・やたら圧が強くて
・ツッコミたくなって
・ついつい読んじゃう
手書きポップが至るところに。
ドン・キホーテには店舗ごとにポップ専門のスタッフがいます。
本部の指示とかじゃなくて、店舗ごとに勝手に作ってるんですよあれ。
「ミラクルショッピング」という洗脳装置
極めつけに「ミラクルショッピング」。
ドンドンドン♪ドンキ♪ドン・キホーテ♪
洗脳です。もう完全に。
ドンキは「効率よく買わせる店」じゃなくて
「楽しく無駄買いさせる店」。
綺麗なだけのサイトは忘れられる
たとえばホームページ。
「分かりやすくしよう」
「おしゃれにしよう」
「見やすくしよう」
そうやって、全部キレイに整えすぎる。
もちろん大事です。ここは外せません。
でも、それだけだとどうなるか。
「ちゃんとしてるけど、なんも残らないサイト」になります。
「気になる導線」が人を止める
ドンキって、
「どこに何があるかわからない」のに、
なぜかずっと見ちゃうじゃないですか。
ホームページも同じです。
・ちょっと気になる導線
・ついスクロールしてしまう情報量
・思わず読みたくなるコピー
・一瞬「ん?」ってなる違和感
こういう“引っかかり”があると、人は止まります。
回遊設計=ドンキの迷路構造
すぐに問い合わせさせようとするより、
まず「なんか気になるな」を作る。
その方が、結果的に強いです。
ドンキの“迷う構造”って、
ホームページでいう「回遊設計」です。
目的のページに一直線で行かせるんじゃなくて、
ちょっと寄り道させる。
その間に、いろんな情報に触れる。
接触回数が増える。
気づいたら、印象に残っている。
「正解」より「記憶に残る設計」
広告において、集客において、
「正解の導線」を作ることも大事。
でもそれ以上に、
「記憶に残る導線」を作ることが大事です。
ノイズが結果を変える
もちろん、やりすぎは逆効果です。
でも、無難すぎるのも同じくらい危ない。
ちょっとした「ノイズ」が、
スクロールを止めて、記憶に残して、結果を変えますよ。
デザイン系の専門学校卒業後、WEB動画系会社、フリーランスを経て現職へ。株式会社ガイネット取締役。映像制作、SNSプロデュース、グラフィックデザイン、イラストを手掛ける。