
くら寿司、行ったことありますか?
あの「ビッくらポン」、楽しいですよね。
5皿ごとにガチャが回せる仕組み。
これがとにかく絶妙です。
なぜ人は5の倍数で食べてしまうのか?
くら寿司に来るお客さんは、
ほぼ確実に「5の倍数」で食べて帰ります。
たとえ13皿でお腹いっぱいでも、
「あと2皿でガチャが回せる」
そう思った瞬間、もう止まりません。
お腹ではなく、別の何かが動きます。
これがもし他のお寿司屋さんならどうでしょうか。
13皿で満足したら、普通はそこで終了です。
でも、くら寿司では違う。
売っているのは寿司ではなく「体験」
これは少し極端に聞こえるかもしれませんが、
くら寿司が売っているのは、
実は“寿司そのもの”ではありません。
「もう1皿食べたくなる理由」
これを売っています。
つまり、
- 食欲ではなく
- 射幸心を刺激している
ということです。
この設計があるからこそ、
自然と客単価が上がっていきます。
商品とは関係ない部分が売上を伸ばす時代
似たような現象は、他の業界でも増えています。
例えば、YouTubeやSNS。
建設会社にて、部下が社長の前で料理を作る動画を投稿する。
一見、事業とは関係なさそうですが、
結果として認知が広がり、売上が伸びる。
これはつまり、
「商品そのもの」ではなく
「別の価値」で売れている状態です。
「どう売るか」ではなく「なぜ売れるか」
多くの場合、
- 商品をどう見せるか
- どう説明するか
といった“売り方”に意識が向きがちです。
しかし本当に重要なのは、
「なぜ売れるのか」という理由の設計です。
くら寿司で言えば、
「あと1皿食べたくなる理由」
これがすべてです。
ホームページ・広告にも応用できる
この考え方は、そのまま販促にも応用できます。
例えば、
- ホームページ
- チラシ
- 名刺
- 動画広告
- SNS運用
これらが、ただ情報を載せているだけになっていないでしょうか?
それだけでは、他社と差がつきません。
“ひとつまみのスパイス”が差を生む
そこに必要なのは、
「体験」や「面白さ」
ほんの少しのスパイスです。
- 思わず最後まで見てしまう仕掛け
- ついクリックしたくなる導線
- 誰かに話したくなる要素
これらがあるだけで、
「見る理由」が生まれます。
まとめ:売れる理由は設計できる
くら寿司は、
寿司の味だけで勝負しているわけではありません。
「もう1皿食べたくなる理由」
これを設計しています。
そしてこの考え方は、
どんなビジネスにも応用可能です。
もし今、
「商品は良いのに売れない」
と感じているのであれば、
売り方ではなく、
“売れる理由の設計”を見直してみてください。
シンプルですが、
ココが驚くほど結果が変わるポイントです。
デザイン系の専門学校卒業後、WEB動画系会社、フリーランスを経て現職へ。株式会社ガイネット取締役。映像制作、SNSプロデュース、グラフィックデザイン、イラストを手掛ける。