
すき家、メニュー多くないですか。
「牛丼食べたいな」でふらっと入って、
席についてタブレットを開いた瞬間、ちょっと迷う。
- カレーもある
- 定食もある
- 期間限定もある
- トッピングも豊富
最初は牛丼のつもりだったのに、
気づいたら選択肢が増えている。
普通はメニューを増やすと崩れる
一般的に、メニューを増やすとどうなるか。
- 仕込みが増える
- 調理が複雑になる
- 現場の負担が上がる
だから多くのチェーンは、
メニューを絞ることで安定させる
という選択をします。
でもすき家は、広げても回っている
すき家はむしろ逆です。
メニューを広げているのに、ちゃんと回っている
これ、単純に「頑張っている」わけではありません。
構造で成立している
見た目は多様、中身はシンプル
ポイントはここです。
すき家のメニューは一見バラバラですが、
実際に使っている食材はかなり共通しています。
- 米
- 肉
- 卵
- 野菜
ジャンルが違って見えても、
組み合わせを変えているだけ
つまり、
見せ方は多様、中身はシンプル
だから現場が崩れない
この構造によって、
- 仕入れが複雑にならない
- 在庫管理がシンプル
- 廃棄リスクも抑えられる
さらに、
調理工程も細かく分解されているので、
誰が作っても一定の品質になる
メニューが多いのに回る理由はここです。
時間帯ごとに売上を取りにいく
もうひとつのポイントがこれです。
- 朝:朝食
- 昼:牛丼
- 夜:定食
同じ店舗でも、時間によって需要は変わります。
すき家はそれをすべて拾いにいっています。
一つの店舗に複数の役割を持たせている
すき家の本質
ここまで整理すると、
すき家は単なる牛丼屋ではありません。
- 共通化された食材
- 標準化されたオペレーション
- 時間帯ごとの売り分け
構造を保ったまま広げているビジネス
です。
広告・ホームページにもそのまま当てはまる
これ、マーケティングでも同じです。
よくあるのが、
一つの訴求だけで勝とうとする
でもそれだと、
- 取りこぼしが出る
- 層が広がらない
切り口を変えるだけで届く層が変わる
同じサービスでも、
- 価格訴求
- 実績訴求
- ストーリー訴求
切り口を変えるだけで、
別の層に届くようになります。
ただし「中身」はシンプルに
ここで重要なのがバランスです。
闇雲に広げると崩れる
必要なのは、
- 中身はシンプルに保つ
- 見せ方で広げる
この設計です。
まとめ
すき家は、
- メニューを増やしているのではなく
- 構造を保ったまま広げている
これが強さの理由です。
最後に
あなたのビジネスはどうでしょうか。
- ただサービスを増やしているだけか
- 構造を保ったまま広げられているか
この違いが、そのまま結果の差になります。
デザイン系の専門学校卒業後、WEB動画系会社、フリーランスを経て現職へ。株式会社ガイネット取締役。映像制作、SNSプロデュース、グラフィックデザイン、イラストを手掛ける。