
かつや、ふらっと入るとコスパ良くて満足して帰れますよね。
しかも会計のときに100円引き券をもらって、
「また来るか」となる。
この一連の流れ、かなりよくできています。
あの価格は“無理して”作っていない
とんかつって、
- 肉を使う
- 揚げる手間がある
- 定食として成立させる
普通に考えると、そこそこコストがかかる料理です。
それなのに、かつやは専門店としてかなり安い。
これは単純なコストカットではありません。
グループ全体で最適化している
かつやは
アークランドサービスホールディングスの中核業態です。
つまり、
飲食単体ではなく、グループ全体でコストを最適化しており、
調達や物流を含めた構造で、価格が成立しています。
メニューは広く見えて、実は絞られている
メニューを見ると種類が多そうですが、
実際は、
- ロースカツ
- ヒレカツ
この2軸がベースです。
そこから、
- カツ丼
- 定食
- カツカレー
と展開しているだけ。
見せ方は広いですが、中身はシンプルです。
工程の共通化で回している
さらに重要なのが工程です。
- 衣をつける
- 揚げる
- 切る
- 盛る
この流れが、ほぼすべてのメニューで共通しています。
厨房の動きがブレない。スピードが落ちない。
半製品で「品質」と「効率」を両立
完全な手作りではなく、
下処理された状態で各店舗に届く“半製品”
を使っています。
これによって、
- 品質のブレを抑える
- 調理負担を軽くする
両方を成立させています。
細部の管理が全体を支えている
揚げ物で重要なのが油の管理です。
- 交換タイミング
- 温度管理
こういった細かい部分が標準化されているから、
全体のクオリティが安定します。
100円引き券は「設計されたリピート導線」
そして有名なのがこれ。
100円引き券
これは単なる割引ではありません。
- 有効期限がある
- 金額が絶妙
「使わないともったいない」と思わせる設計。
つまり、
1回の利益ではなく、回数で取りにいっています。
立地も戦略の一部
かつやはロードサイド中心。
- 家賃を抑える
- 車で来る客層を取り込む
勝てる場所で戦っているんです。
すべてがつながっている
ここまでを整理すると、
- 商品設計
- オペレーション
- 価格
- リピート導線
- 立地
すべてが連動している。
だからあの価格が成立しています。
ホームページ・SNSにもそのまま当てはまる
この構造、マーケティングとかなり似ています。
商品設計=サービス設計
かつやは広げているようで中身は絞っている。
同じように、
「何でもできます」よりも軸を決めた方が強いんです。
工程の共通化=運用設計
誰がやっても同じ品質が出せる状態。
SNSも同じで、
属人化すると続かないんです。
投稿の型や流れを決めることで、安定します。
100円引き券=リスト設計
これが一番重要です。
- フォロー
- LINE登録
- メルマガ
「次につながる導線」を作ること。
1回来て終わりではなく、
もう一回来る理由を設計する。
立地=戦う場所
- LINE
- SEO
どこで戦うかを間違えると伸びません。
まとめ
かつやは、
- 個別最適ではなく
- 全体最適で設計されている
ビジネスです。
最後に
あなたのビジネスはどうでしょうか。
- 単発の集客で終わっていないか
- 次につながる設計ができているか
一部分だけ良くしても、結果は出ません。
すべてがつながって初めて、売上になります。
デザイン系の専門学校卒業後、WEB動画系会社、フリーランスを経て現職へ。株式会社ガイネット取締役。映像制作、SNSプロデュース、グラフィックデザイン、イラストを手掛ける。